【JJC通信】お・も・て・な・し<茶遊庵>睦月 

今日は、茶の湯の初稽古です。


今回は、日本の大きなイベント
「オリンピック」に合わせた
取り合せをしてみました。



床の軸、「開 径 待 佳 賓」
(みちをひらいてかひんをまつ)
賓客をおもてなしするにあたっては
出来る限り準備を整えて待つとの意味。


日本の戦国時代に、織田信長が
明智光秀を饗応役として
盟友・徳川家康に手厚いもてなしをした。


また、中国の三国時代に、
劉備(玄徳)が張松(永年)に
もてなしをする場面。


どちらも、重要なお・も・て・な・しである。


茶碗、1>金銀の嶋台茶碗



2>替一には黒織部にカタクリの絵付。



替二にはオリンピック祝に見込にオリーブの葉
外側には五輪、高台に市松の絵付。



和菓子にもこだわり「水戸の梅」で
季節を入れてみました。


「水戸の梅」は、昔両親と水戸の偕楽園に
遊びに行った思い出と白あんを紫蘇の葉で
くるんだ菓子が「甘酸っぱい」ので、
何ともいい感じになるのです。


そして、今年も私に出来る事心を込めて
「一盌の茶」を差し上げ
「ホッ」としていただくことです。


日本の平和、世界の平和が
永遠に続きますように。


令和二年 睦月
<茶遊庵>
案内人 山﨑小夜