2018年、これから10回に亘って
「シニアの活躍する社会へ」
をテーマに私からメールレターを
お送りいたします。
今回の第1回めでは、全10回で
どんなお話をさせて頂くか
について取り上げたいと思います。
昨秋の新聞記事で
ライフネット生命のファウンダー
である出口治郎さんが、起業の
適齢期は50歳とインタビューに
答えていらっしゃいました。
内容は、人生100歳時代は50歳が
折り返し地点であること、また、
80歳まで仕事をすると考えると、
20歳からアルバイトを始める
とすると60年働くことになり、
30年経った50歳が折り返しとのこと。
私事ではありますが、昨年満50歳を
迎え、昨年末でソフトバンクを退社し
50歳起業いたしました。
この記事に出会った偶然に喜びを
感じ、出口氏に押しかけアポで
実際にお会いしてきました。
実際にお会いすると素朴な風貌に
物腰の柔らかな老紳士という
第一印象でした。
私の事業の説明をしたところ、
スライドの半分も話していないのに
「〜ということですね?」
と要点をしっかり掴んだ確認を
してくださいます。
また、質問も抱える課題を的確に
指摘し、私の気づきを促すような
質問をくださいます。
そのときの眼光は鋭く、
第一印象とは違う経営者独特の
威圧感を感じました。
先を読む力、一瞬で要点を理解
する力は、まさに事業を成功させた
ファウンダーの威厳でした。
その後、私のつたない説明にも
耳を貸していただき、
ありがたいアドバイスを
いくつかいただきました。
私の起業は副業から1年かけて
起業へ持っていきました。
この経験を「50歳ゆるやか起業」
として、これからのミドル&シニアの
参考になるよう広く共有して行きたい
と思います。
シニアが嬉々として活躍する社会、
80歳になっても市場に価値を提供して
対価を得る人財がたくさん活躍
している社会、それを見て若い世代が
奮起する社会、そんな社会をつくる
一助になるようこれから事業を
営んでいく覚悟です。
シニアの活躍する社会に向けて、
どういうことを考え、そのような
アクションを起こしていくのか?
そんなお話を全10回の
メールレターの中でお伝え
できればと思います。
大人の元氣塾
塾長 前川明海