【JJC通信】親類の集まり<出会いと食> No.4 

出会いと食のプロデュースの開発です。
今回は、 親類(姻戚)との集まりに
ついてお話ししてみたいと思います。


先月、夏休みに主人の実家に帰省しました。


遠方なので数日間滞在し、隣の市の
親類宅にも行きました。


義理の両親の家ではリラックス
できないでしょ?という人も
(たまに)いるのですが、
私はかなりリラックスさせて貰っています。


リラックス出来ないでしょ?と言われて、
何で自分がリラックス出来るのか
考えて気づいたことがあります。


義理の両親は
「年に一度の息子夫婦の帰省だ!頑張るぞ‼︎」
と気合いを入れているのだと
思うのですが、それを見せないのです。


それは親類宅でも同じ。
義姉、叔父夫婦、祖母、従兄弟が
「遠いところよく来たねぇ」と、
ノンビリ迎えてくれます。


義母は言います。


「東京では毎日忙しいと思うのよ。
だから帰って来た時くらい、
ノンビリしてね」


そして、申し訳ないくらい、
甘やかしてくれます。


↓こちらは義母が育てているホップ。



もちろんビールを造るためではなく、
ピローケースなどに入れて安眠に
役立てているそうです。


夜はお酒に弱い主人の代わりに?!
義父と晩酌。


主人の事、仕事の事、お酒の事、
家族の事など徒然に話します。


恐らく、老夫婦二人の食卓よりも
かなり豪華な内容になっているかと
思いますが、地場の魚や野菜が
並べられ、いかにも「家庭の味」
といった感じで気張らずに食べられます。


こういう時、何をすれば(話せば)
良いのだろう?と当初は考えました。


たまにしか帰省しないお客さん
扱いではあっても、嫁=家族です。


「場」はその場にいる全員で作るもの。


両親が作ってくれた、このリラックス
できる場にただ甘えるだけでは
バリューがない。


(家族関係にバリューという
言葉が適当か分かりませんが)


特に大学卒業後、実家から離れて
暮らしている主人の日常の様子を
両親は聞きたいと思っているに
違いないと考え、基本的には
主人の事をメインに話しますし、
主人にも話してもらうよう
それとなく促します。


また、もしかすると両親には
話したいことがあるかもしれないし、
聞いておいた方が良いことが
あるかもしれないので、話しやすい
環境を作っておきます。


・(甘党の義母に)カステラを
外出先から買って帰る、すると
(同じく甘党の)主人が義母と
嬉しそうに食べる


・(辛党の義父に)焼酎を外出先から
 買って帰る、すると義父が
 「これ飲むかい?」と言うので一緒に
 飲むきっかけを増やす。

 もっとも主人は1杯ほどしか飲まず、
 大体は義父と私が飲みます・・・。


・自室(主人が少年時代を過ごした部屋)
 に籠らず、家の中心にあるリビングにいる。
 主人もリビングに行ってもらう


など。もっと良いやり方があるかも
しれませんが、これがリラックスした場を
用意してくれている両親へのせめてもの
場づくりの協力(?)です。


実家にいたころは、家族の場づくり
なんて考えたこともありませんでしたが、
離れて暮らす義理の両親を
はじめとした親類との場を考えた時に、
能動的に過ごした方がお互いの
満足度が高くなる(はず)と思うように
なりました。


義理の両親、自分の両親ともに
70代前半です。


元気でいてくれる日が長く続くことを
願いつつ、会える「場」があるときには
よりベターな場づくりをしようと考えています。


出会いと食のプロデューサー 
開発香織
 

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