出会いと食のプロデュースの開発です。
緊急事態宣言が11都府県に出て、
益々外食が遠くなるこの頃。
こんな時はジタバタせずに、家飲みが一番です。
久しぶりに飲んで、以前に感じていた印象とは
異なる品種のワインがありましたので、
ご紹介したいと思います。
それは「ミュラー・トゥルガウ」種のワイン。
初めて聞かれる方もおられるかもしれませんが、
ドイツやオーストリアで多く栽培されている
寒冷地に強い白ブドウで、日本ですと
北海道などでも栽培されています。
香りはマスカットや黄リンゴを思わせるようで
フルーティー、味わいは酸は控えめ、
かといって果実味が強いわけでもなく、
全体的に主張が強くありません。
寒冷地で栽培されるため糖度が上がりにくく、
アルコール度数も低く
軽い仕上がりのものがほとんどです。
他の品種とブレンドされてワインに
なることも多く、単体で飲んだのって
いつ以来だろう、くらい疎遠になっていました。
そう、良くも悪くも「あまり印象に残らない品種」
のイメージだったのです。
縁あって(というのは馴染みの
オンライン酒屋さんのお勧めセットに
入っていたのです)、久しぶりに
飲んだこの 「ミュラー・トゥルガウ」、
度数も10%しかなくて、確かに非常に
優しい味わいなのですが、
何というか懐が深いのです。
こってりした肉料理と合わせるのは
荷が重いかと思いますが、
それ以外であれば、和食でも洋食でも
エスニックでも受け止めてくれるのです。
先ほどマスカットや黄リンゴを思わせるようで
フルーティーな香り、と申し上げましたが、
料理の香りに対抗するほど強くはなく、
控えめで名脇役といったところ。
これを友人たちとワイワイしながら飲んだら、
良さを認識できなかった気もしますし、
何より選ばなかったでしょう。
意外なところに気づける、
家飲みの良さを実感した次第です。
次はどんなワインに出会えるでしょうか、
楽しみです。
出会いと食のプロデューサー
開発香織
緊急事態宣言が11都府県に出て、
益々外食が遠くなるこの頃。
こんな時はジタバタせずに、家飲みが一番です。
久しぶりに飲んで、以前に感じていた印象とは
異なる品種のワインがありましたので、
ご紹介したいと思います。
それは「ミュラー・トゥルガウ」種のワイン。
初めて聞かれる方もおられるかもしれませんが、
ドイツやオーストリアで多く栽培されている
寒冷地に強い白ブドウで、日本ですと
北海道などでも栽培されています。
香りはマスカットや黄リンゴを思わせるようで
フルーティー、味わいは酸は控えめ、
かといって果実味が強いわけでもなく、
全体的に主張が強くありません。
寒冷地で栽培されるため糖度が上がりにくく、
アルコール度数も低く
軽い仕上がりのものがほとんどです。
他の品種とブレンドされてワインに
なることも多く、単体で飲んだのって
いつ以来だろう、くらい疎遠になっていました。
そう、良くも悪くも「あまり印象に残らない品種」
のイメージだったのです。
縁あって(というのは馴染みの
オンライン酒屋さんのお勧めセットに
入っていたのです)、久しぶりに
飲んだこの 「ミュラー・トゥルガウ」、
度数も10%しかなくて、確かに非常に
優しい味わいなのですが、
何というか懐が深いのです。
こってりした肉料理と合わせるのは
荷が重いかと思いますが、
それ以外であれば、和食でも洋食でも
エスニックでも受け止めてくれるのです。
先ほどマスカットや黄リンゴを思わせるようで
フルーティーな香り、と申し上げましたが、
料理の香りに対抗するほど強くはなく、
控えめで名脇役といったところ。
これを友人たちとワイワイしながら飲んだら、
良さを認識できなかった気もしますし、
何より選ばなかったでしょう。
意外なところに気づける、
家飲みの良さを実感した次第です。
次はどんなワインに出会えるでしょうか、
楽しみです。
出会いと食のプロデューサー
開発香織