【JJC通信】創塾(つくる) 活動報告 

皆様こんにちは
創塾(つくる)の山根です♪
お元気ですか?

「言の葉」第二回もオンライン開催されました。
今回の短歌のお題は「梅雨」でした。



今月の歌に選ばれたのは以下の2首です♪


田んぼには
 うるさいほどのカエル鳴く
  ラブコールかな恋の季節の


 八千草 遊


水溜まり
 紫陽花雨傘幼き日
  母と歌った雨の日の歌


 朱空(あかねそら)


今月は、短歌の音数の数え方や
句切れなど短歌の文法のような内容でしたが、
基本からしっかりと教えていただきました。


来月のお題は「虹」です。


さあ、どんな歌が詠まれるか・・楽しみです!


よろしくお願い致します


平賀先生の短歌の会「言の葉」は、
新規会員募集中です。


詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。
http://www.jyujitsujinseiclub.org/event.html


※初回は無料体験できますのでお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先:創塾(つくる)事務局
tsukuru@jyujitsujinseiclub.org 担当:山根千鶴枝

 

【JJC通信】「言の葉」平賀冨美子先生の「花と人との物語」②<創塾(つくる)No4> 

「花と人との物語」②奥入瀬渓流・八甲田の花

 春の季節の景色と、秋の季節の
景色とどちらが良いかという歌が、
万葉集に詠まれています。


その作者の額田王(ぬかたのおおきみ)は
秋の季節に軍配を上げました。


勿論どの季節にも良さはあるので
比較は出来ませんが、奥入瀬渓流は
新緑をまず見たいと思いました。


 「春」というよりは「初夏」に近い
陽射しの中、若い緑の色はこの世の
何もかもを、緑に染めてしまうような
勢いがありました。


文字通り緑に染まりながら
三(さ)乱(みだれ)の流れ・阿修羅の流れを巡り、
木の間には山ツツジの桃色の花がアクセントになり、
延齢(えんれい)草(そう)・白根(しらね)葵(あおい)・
二輪草などが足下を彩ります。


その間春蝉の声がずっと聞こえていました。


銚子大滝の近くで年配の方に
「八重の二輪草があるので、しっかり見ておくように」
と声を掛けられました。


かなり珍しいといわれるあえかな緑の花
「緑二輪草」に、出会えた時のことです。





 八甲田と言えば『八甲田山死の彷徨』が有名ですが、
そのモデルになった歩兵第五連隊第二大隊の
遭難記念碑が馬立場にあります。


そこへ登る階段の近くに、白い花を
タクシーの運転手さんが見つけてくれました。


小さな白い花と薄紫の花は可憐でなんとも
愛らしい花でした。


菊咲一華でしょう。


小ぶりの山桜もあちこちに見られ、
小さな花たちが遭難碑を飾っていてくれるのかと思うと、
ふっと目頭が熱くなりました。





この旅でもうひとつ心に残ったのが、
タクシーの運転手さんでした。


蔦温泉や道の駅での歌碑探し、
田代平の湿原歩き、奥入瀬、十和田湖の
どこもかしこも全て一緒に歩いてくださって、
少しでも良い景色を、目的のモノを
見逃さないように、そして心細い思いを
しないように心を配ってくれたのでした。


その一生懸命さに、しみじみ有り難いと、
頭が下がりました。


「ただの石だと思っていたら、こんなに
美しい言葉がきざまれて、こんなに
深い意味があったとは。
歌碑がどういうものか初めて知りました。」
とお礼まで言われました。


 花の思い出も貴重ですが、人との出会いも
心に残るものでした。

平賀 冨美子


平賀先生の短歌の会「言の葉」は、
新規会員募集中です。


詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。
http://www.jyujitsujinseiclub.org/event.html


※初回は無料体験できますのでお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先:創塾(つくる)事務局
tsukuru@jyujitsujinseiclub.org 担当:山根千鶴枝


 

【JJC通信】創塾(つくる)活動報告:短歌の会「言の葉」第1回 5月20日(火) 

創塾(つくる)の山根です。
お元気ですか?


短歌の会「言の葉(ことのは)」
(毎月第3火曜日14時)の
本講座が始まりました。


短歌は初めてという方が
ほとんどでしたが、みるみるうちに
自分の詠んだ歌が短歌らしい響きに
変身していく様に仰天されていました!



講義の後に先生に「今月の優秀作」を
選んでいただき、FBおよびJJC通信で
ご紹介していきます。


栄えある第1回目は・・・


通学を
 見守りくれし焼き鳥の
  店主と祝う息子(こ)は社会人
 (さらら)

睦まじく
 帰りゆく息子達(こら)堪まらなく
  泣きたくなった空の碧さよ
 (朝鳥 礼)



今回もオンライン開催となりましたが、
短歌のかなづかいや文語の使い方などの
講義の後、先生が受講生の詠んだ歌を
一つづつ丁寧に添削・解説してくださいました。


来月6/15(火)の題詠は「梅雨」です。


お楽しみに・・


創塾(つくる)のプロデューサー
山根 千鶴枝

 

【JJC通信】JJC2021 紅茶づくりのご案内(ダージリン・ファーストフラッシュ) <紅茶倶楽部> Vol. 6 

こんにちは。JJC紅茶アンバサダーの源直美です。


外出などままならない日々が続いていますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。


新緑の美しい5月があっという間に過ぎ、
梅雨入りが間近になってきました。


続く温暖化で年々梅雨の時期が
早まっているようですね。


さて、ティーコーディネーターの
辻さんから嬉しいお知らせが届きました。


今年も無事にダージリン・ファーストフラッシュが
入荷されたとのことです!


2021ファーストフラッシュは、
薄いきれいな水色、若々しい爽やかな香り、
そしてかすかな甘みと苦みを特徴とする
春摘茶らしい上品な味わいに仕上がっています。


飲んだ後も豊かな余韻が残る
2021ダージリン・ファーストフラッシュ。


午後のお茶にぜひスイーツと一緒に
お楽しみください♥


今回は下記2種類のファーストフラッシュが入荷しております。

◆【プレミアム】 2021年アンボティア産
 Speciality Tea Morning Mist
 「朝霧」(80g) 3,200円/個


 希少な2021プレミアムブレンド。
午後のゆっくり楽しみティータイムにぴったりです。

◆2021年アンボティア産
 ファーストフラッシュ (100g) 3,200円/個


 上品な香りと味わいに仕上がった、
気軽に楽しめる2021年のブレンドです。


透明感のある水色


そのまま食べてもおいしいリーフ


紅茶の3大生産地でも特に「紅茶のシャンパン」
と言われるほど呼び声の高い
「ダージリン」地域で、1840年の創業以来、
有機栽培のパイオニアとして、
またアメリカティー会議の品評会でも
第一位(2015)を獲得もしている
「アンボティア農園グループ」
http://ambootia.com/)からの直輸入茶を、
JJCオリジナル紅茶としてお届けいたします。


(発送の手配とコーディネートは
同日本事務所の辻正浩様にサポートいただきます)
*今回は辻さんのご厚意により、送料が無料です♥

*****************************************************************************************
♦ 製品名:
1.【プレミアム】 2021年アンボティア産
 Speciality Tea Morning Mist 「朝霧」 (80g)

2.2021年アンボティア産 ファーストフラッシュ (100g)
 

♦ 価格:1個3,200円(税込・送料無料)
10個27,000円(税込)トータルで5,000円お得です
20個54,000円(税込)トータルで10,000円お得です

他の紅茶専門店と比較して
コストパフォーマンスが高いと、
毎回ご好評いただいております。



ご自宅でのティータイムに、また親しい方や
お世話になっている方へのおしゃれなギフトとして、
お得なまとめ買いをぜひお勧めしたいと思います。


お申し込み方法
下記にご希望数をご記入の上、
6月4日(金)までに下記のフォームより、
お申し込みください。
https://48auto.biz/reikobird/registp.php?pid=4


*ご注文をいただいた後、代金お振込みの
ご案内メールをお送りさせていただきます。


ご連絡をお待ちいたしております。

JJC紅茶倶楽部
源 直美


 

【JJC通信】「言の葉」平賀冨美子先生の「花と人との物語」<創塾(つくる)No3> 

こんにちは、創塾(つくる)の山根です。


いよいよ、5月から短歌の会
「言の葉」の本講座が始まります。


「言の葉」の平賀冨美子先生は、
著名な歌人にゆかりのある場所や
季節を愉しませてくれる趣に富んだ
宿を時間が許す限り、旅されるそうです。


そんな素敵な旅のご様子をJJC通信に
書いていただけることになりました!


タイトルは、
「平賀冨美子の花と人との物語」
第一回は野生の藤のお話です。


以下、よろしくお願いいたします。

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平賀冨美子の花と人との物語➀〔野生の藤〕


皆様こんにちは。4月から短歌の会「言の葉」で、
一緒に短歌を詠んでいくことになりました、
平賀冨美子です。


時々JJC通信に、旅で出会った花や人のことなどを
紹介出来たらと思います。


どうぞよろしくお願い致します。


<野生の藤>

奈良市内から「柳生の里」へ続くのが「柳生街道」。


柳生十兵衛でお馴染みの柳生新陰流、
柳生一族の本拠地です。


今はハイキングコースとしても整備されていて、
休日は多くのハイカーで賑わっています。


江戸時代そのもののような茶店で、
大きなわらび餅がドンと出て来たときは、
しばらくその大きさで盛り上がりました。


ことに奥春日原生林の中の道は「滝坂道」
といわれ、沢沿いの急な坂もある
山の中の道で石畳は昔の街道の雰囲気を
残しています。


朝日観音や夕日観音の野仏も多く、
見所がたくさんあります。


私が歩いたのは五月も末の頃でした。


原生林の樹々に野生の藤の蔓が
様々に絡み合い、残り花が
見え隠れし、盛りの時はさぞやと
想像を膨らませました。


奈良で歌の会に出席することになって、
野生の藤を思い出し、奈良公園内を見て
歩くことにしました。


まずは春日大社へ。


「藤原氏」の神であり、境内と春日山一帯は
野生も含めて藤が特にたくさんあります。


中門に向かう階段の途中にも野生の藤が
咲いていました。



東回廊の外の藤は殊に見事です。


空の青さに樹々の緑、そこに薄紫の藤が
爛漫と咲いています。


春日大社には樹齢八百年といわれる
「砂ずりの藤」や萬葉植物園にも見事な
藤がありますが、野生の藤を求めて
広い奈良公園を歩きました。


上ばかりを見ているので時には鹿が
すぐ側にいるのにも気が付かないくらいでした。


優しくて優雅で見飽きることがありません。


あそこにもここにもというように、
花を求め求めて、薄紫の色に
魅了された一日でした。


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創塾(つくる)のプロデューサー
山根 千鶴枝