【JJC通信】JJC通信のご感想をお届けしやすくなりました。 

お世話になっております。伊藤礼子です。


5/21火曜日のJJC通信の執筆者の
前川美幸さんが、ご自分のFacebookで
JJCをこのようにご紹介下さいました。


これは私がJJCのホームページに
書いた文章ではありますが、
創立の時の想いが蘇ります。


充実人生クラブは、
「一人の人の幸せな人生を、自分が・
仲間が・組織が徹底的に応援する社会」


「だれもが自分らしくいつもいつまでも
輝き続ける場」を目指した、人生を
部活動のように楽しむ大人の集まりです。


JJC通信は「人生を部活動のように楽しむ」
各活動の部長やJJC世代の我々に資する情報を
お持ちの方々に記事を書いて頂き、
それを元に「お互いの充実人生について
気軽に語り合い、勇気づけあう場」
をつくりたいという
思いからスタートしました。


その思いを叶えるベく、JJC世代が
出来るだけ気軽にご参加頂けるよう
大銅保幸さん(仕事のIT関連でお世話に
なっています)に助けて頂きながら、
フォーラムの形式を工夫してきました。


このたび、届いたJJC通信に
メール返信するだけで、 記事執筆者へ
届くと同時に、フォーラムにご感想として、
掲載されるようにさらに
進化させて下さいました。


また、頂いたご感想やコメントを
読者の皆様に読んで頂くことが
できるようになっています。


ご感想を送る手順は、このようになります。


1.JJC通信にそのままご返信
(writer@jjc.sakura.ne.jp宛)で、
JJC通信のご感想をお送りください。


2.いただいたご感想が、
こちらの、フォーラムに載ります。


3.頂いたご感想は、後日、JJC通信にて
ご紹介させていただくこととなります。


前回、前川さんの哀しみの保健室について、
こちらに感想を書かせていただきました。


それを受けて、
前川さんより、お返事をいただきました。


リンク先をご覧になればお分かり頂けますが、
感想がフォーラムに掲載されていきます。


今後も、活発な交流の場として、
フォーラムをご活用いただければ幸いです。
 

[感想]【JJC通信】哀しみの保健室 vol.2 私達を支える8つの繋がり<社会>

礼子さん、こんにちは。
とても心に残る感想を下さり、ありがとうございます。


メルマガは長いと読まれず飽きられもし、
「私が加わって購読を解除する人が増えたらどうしよう!」
と悩みながら出来るだけ多くの人に関心を持ってもらえるような、
記事を書いていきたいと思いました。


さだまさしさんのこの曲は
何度か聴いたことあるかも知れませんが、
たぶんその意味はまったく分かっていなかったと思います。
今もわかり切れてないかも知れません。
 
 
とても心に残る考えさせられる歌詞でした。
 

礼子さんの感想もふくめて、私のためになり、
とても感謝しています。


礼子さんご自身のことも書かれていますが、
さしさわりない範囲でいつか、
紹介させてもらえたらうれしいです。


いつも成長を見守って下さり、
ありがとうございます。


前川 美幸(まえかわ みゆき)

[感想]【JJC通信】哀しみの保健室 vol.2 私達を支える8つの繋がり<社会>

美幸さん

礼子です。子育てやお仕事で超ご多忙の中、グリーフに関する記事を書いてくださり本当にありがとうございます。

私自身、つい最近まで(いえ今でも‥)
人生で最も悲しいこと、絶対に避けたいことは愛する人や生きとしいけるものとの「別れ」だと感じています。

最もショッキングだったのは、18歳の時の母との別れだったと思います。54歳で他界した母の歳に私はこの「充実人生クラブ」をスタートさせました。

そして、昨年末には93歳の父を見送りました。美幸さんに執筆をお願いしたきっかけは、父と再婚して残された87歳の継母が頑張って生き続けてくれるか、その喪失感をどう乗り越えてくれるか、その相談をさせて頂いたことでした。

私たちは、人としての生きるための最も重要なスキルを学んでこなかった、学校や家庭でも意識的に体系的に教えてもらわなかったなあ、、と改めて思います。人間関係の築き方、お金のこと、長寿を全うすること、そして介護やグリーフのこと等々が思い浮かびます。ですから、美幸さんの記事によって、グリーフについて学ばせて頂こうと思っています。

さて、今回の記事で私の脳裏に流れた曲が
さだまさしの「償い」でした。
昔からこの歌を聴くと切なくて号泣する私です。交通事故の被害者と加害者のどちらにとっても人生の試練ですね。

https://m.youtube.com/watch?v=MzNeMZqNwL4

【JJC通信】哀しみの保健室 vol.2 私達を支える8つの繋がり<社会> 




皆さん、こんにちは。


日本グリーフ専門士協会の前川美幸です。


「人生における様々な喪失悲嘆について、
どう関わり支えていくか?」
というテーマに沿ってお届けしていく
シリーズの今日は2回目です。


グリーフとは「喪失悲嘆とその反応」を指し、
狭義では死別による喪失悲嘆を意味する
ということを前回、お伝えしました。


これをお読みくださっている皆さんの中にも、
大切な人との死別を体験された方は
少なくないと思います。


今なおその深い喪失悲嘆を抱えながら、
毎日をどうにか過ごしておられる方も
おられるかも知れません。


日本グリーフ専門士協会では、具体的に
何からの断絶が大切な人との死別により
起きてしまうかについて、8つの側面から
検証しています。


その8つとは、
「社会」「友人」「家族」「過去」
「自然」「思想」「故人」「未来」です。


今回は「社会」という側面について
今から解説します。


私たちは日々、様々なものとの
繋がりによって支えられながら、
この世に存在しています。


中でも「社会」との繋がりは
私たちにとっては必要不可欠な
かけがえのないものです。


私たちは決して一人では
生きられない存在です。


生まれて以来、私たちは様々な社会に属し、
多くの人に支えられながらここまで来ました。


幼稚園から始まり、小学校、中学校、
高校、大学、会社。子供がいれば
保護者会やママ友関連の集い、
社会人としての趣味やサークル、
住んでいる地域での町内会などあげれば
キリがありません。


大切な存在を死別で失った場合はとくに、
誰もが想像を絶する喪失感に苛まれます。


これまでと変わらない日常生活を送ることが
不可能となり、今まで所属してきた
どのコミュニティであっても、
足を運ぶことが困難になりがちです。


たとえばお子さんを事故で失った
ご夫婦があったとします。


子育てに熱心にとりくみ、ご主人は
長年PTA会長を歴任、奥様も子ども会の
お世話などを堅実につとめあげてきた
場合はどうでしょう?


これまで大きなやりがいを感じ、
多くの人から慕われ続けてきた
役割ではあっても、その子が
死別したことにより、子供つながりで
築き上げてきたコミュニティに
所属することに痛みを感じてしまう人が
ほとんどであるでしょう。


ほんのすこし前までお互いに子育てに
追われる毎日の中で、親としての様々な想いや
悩みを共有してきたはずです。


ですが死別をキッカケに、自分だけが
誰よりも大切であったはずのわが子を
二度とこの手に抱くことが
できなくなってしまったのです。


他の親御さん達が、死んでこの世から
消えてしまったわが子と歳が近い
お子さん達と、これから先も共に
生きていけるのであろう姿を
目の当たりにすることは、とても
忍びない心境であると思われます。


PTAや子供会といった人間関係のみならず、
学校という場所そのものに、大切な
かけがえのないわが子との思い出が
あふれすぎて、足を運ぶことが
怖くなるかも知れません。


お子さんを軸に繋がり深まってきた
間柄であるからこそ、その存在を
失ってしまった以上は、どうにもその関係性を
維持することがその死別直後には
とても厳しくなる。


もし自分がその立場に
立たされたならば、そうもなるだろうと
実感せずにはいられません。


2018年に全国で起きた交通事故による
死者数は、前年度より162人減少の
3532人で統計が残る1948年以降、
過去最少であったそうです。


とはいえ、昨今は高齢者ドライバーによる
死亡事故が増えました。


また自転車に乗った若者による
スマホを見ながらの脇見運転によって
歩行者が死亡するなど、これまでには
なかった事故も出てきました。


飲酒運転や無謀運転による死亡事故
のみならず、ちょっとした判断ミスが
大きな事故に繋がる例も少なくありません。


散歩中の園児らを巻き込んでの
交差点での大事故も、皆さんの記憶に
新しいことと思います。


大切なお子さんを亡くされたご家族の心情が
どのようなものであるかは、当事者以外には
毛頭わからないものです。


そして同じくお子さんを失った立場とはいえ、
そのお父さん、お母さんの喪失悲嘆は
夫婦それぞれにまったくちがいます。


誰もがその人以外には理解しがたい深い苦悩を、
死別のその瞬間から生涯背負って
生きていかれることになります。


最近の子育て世代は両親ともに共働きである
家庭が多くなりました。


しかし、お子さんを亡くした直後に職場に
出勤することは、心情的には本当に
大変なことです。


長期の休職を余儀なくされる方も
相当あるでしょう。


そのまま復帰することなく、長い時間を
家の中で亡くなった子を想い過ごすという
ケースも少なくありません。


また先にとりあげた交差点での園児らの
死亡事故では、その傍らには保育士さん達が
数名おられました。


引率していた園児を目の前で失うことに
なった方々にとっても、本当にいたたまれない、
想像を絶する痛手です。


その後、やはり園児の列に自動車が突っ込む
という事故が別に起こりました。


その事故では死亡者は出ず、「園児をかばった
保育士が大怪我を負った」というニュースが
何度も流れました。


先の死亡事故の保育士さん達がその報道を
どのような気持ちで聞かれたのでしょうか?


成長を見守り続けてきた大切な教え子を
目の前で失うという現場に居合わせた
あまりの衝撃は、想像するにも本当に
胸が痛みます。


「大切なかけがえのない命、さまざまな
可能性に満ちた未来を守ることが
できなかった」という後悔と罪悪感を
一生背負い、この先を生きていくことに
なるかも知れません。


そして長年来の夢であり大きなやり甲斐を
持って従事してきた保育士という職業を
続けることに困難を感じておられても、
決しておかしくないように私は感じました。


大切な存在との死別により、これまで
そこに属しているのがあたり前だと
信じて疑わなかった社会的なつながりが
一瞬にして絶たれるということは、
どのような死別であっても起こり得ます。


だからこそ、より深くより広く、様々な
繋がりを大切にしていくことが、
とても重要です。


今ある繋がりのひとつひとつを大事に育て、
ゆるぎない絆にしていくことが、
死別も含めた人生における様々な
喪失悲嘆に見舞われた時の大きな
心の支えになります。


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前川 美幸(まえかわ みゆき)


一般社団法人 日本グリーフ専門士協会 理事

 
グリーフ専門士養成スクール トレーナー


看護師・介護士のためのグリーフケアを学べるサイト

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【JJC通信】偶然の出会いを生かす<出会いと食> No.9 

出会いと食のプロデュースの開発です。


今回は、「偶然の出会い」について
お話ししてみたいと思います。


私がそのメンバーに出会えたのは、
あるビジネス系のセミナーでした。


対象が女性に限定されていたので、
受講生は全員女性。講師も女性でした。


ただ、内容がキャリアアップに
限定されていたので、10代や
60代以上の方はおられず、
メイン層は3,40代だったように思います。


このセミナーの延長で、講師の方が
希望者を5,6人のチームにし、
後日場を設けてグループワークを
して下さるというので、
「面白そう!」と深く考えもせずに
申し込みました。


今から5年ほど前のことです。


グループワークは講師の方が
上手くファシリテートして下さり、
同じチームになった方々と
「これからも情報交換しながら、
お互いに頑張っていこうね!」
と盛り上がって終了しました。


後日講師の方に聞いたところによると、
共通のテーマで絞ったほうが良いので
グループワークはわざと立場や
年齢の近い人でまとめたそうです。


確かに1名を除いては、
見事にアラフォーの管理職ばかりでした。


かつ、私たち以外にもグループワークを
行ったチームが数組ありましたが、
私たちが一番盛り上がったそうです。


また、再度同じチームで集まっているのも
私たちだけとか。


そしてこの集まりは
「中間中年管理職の集い」として、
5年たった今も半年に1度くらいの頻度で
開催されています。


この集いには、この時お世話になった
講師の方も定期的にお呼びし、
また、講師の方も
「10年後の自分がイメージできた方が
良いでしょ」といって、
部長クラスの方を集まりに
連れてきて下さるなど、メンバーの
発展性もあります。



※こちらはメンバーの一人が
「この店のマカロン、
とっても美味しいよ」と
皆に持ってきてくれたもの。



どうして仕事も趣味も住んでいる地域も
違うのに、細々と関係が続くのか。


それは単純な理由で、誰かが
「そろそろやりましょう」と
声をかけるからなのです
(順番は決めていませんが)。


でも声をかけても、皆が乗り気に
ならなければ立ち消えになりそうなものですが、
立ち消えにならない理由が、3点あります。


・この集まりで得られるものが多い

(転職・異動・結婚など、利害関係なく
相談できる。


また勉強家が多いので
次に何を勉強するかなどアドバイスが
もらえる)


・絶対に食べ物の美味しい店で行うので、
食事の楽しみも大きい

(仕事ができる女性は、自分のテリトリーの
美味しい店を良く知っていて自分が
知らない店に連れて行ってもらえる。


自分が幹事の時用に、良い店を日頃から
チェックしておくことにも真剣になります)


・繁忙期は避ける/早めのスケジュール調整


だったら、断る理由はないですよね。


会社でも、学校でも、趣味でもない、
そんな貴重な集まりを大切にしたいと
考えています。


出会いと食のプロデューサー 
開発 香織