【JJC号外】介護する人の心が少しでも軽くなるために(1月7日-11日NHK放送) 

皆さま、明けましておめでとうございます。


私は礼子さんの友人で、
介護者のメンタルケア協会代表の
橋中今日子(きょんちゃん)と申します。


家族を介護されている方、
医療・介護専門職の方にむけての
メンタルケア、介護うつ予防、
燃え尽き防止のための情報を発信しております。


JJC通信の読者としても記事を
読ませていただいております。


今回、この場をお借りして
お知らせしたいことがございます。


NHKラジオ・マイあさラジオ 
健康ライフのコーナーで
「介護する人の心が少しでも
軽くなるために」をテーマで
お話させていただきます。


この特集は、
昨年11月に放送された際に
多くの反響があり、
今回はアンコール放送となります。


日本は今、4人にひとりが
65歳以上の超高齢化社会に突入しました。


そして、65歳以上の7人にひとりが
認知症になる時代。


誰もが「介護する」「介護を受ける」
時代になっています。


私事で恐縮ですが、
23年前に52歳で父がガンで死去したのち、
大正生まれの祖母、重度身体障害の母、
知的障害の弟、家族3人をひとりで
21年間介護してまいりました。


理学療法士(リハビリの専門家)
として病院で働きながら、家族3人を
介護する生活の中で、燃え尽き、
介護うつも経験いたしました。


その経験から、心理学、カウンセリング、
コーチングを学び、2015年に
介護者メンタルケア協会を設立し、
今は介護する人の心が軽くなるための
情報を発信しています。


現在、弊協会に寄せられたご相談は、
のべ800件以上にのぼります。


ご相談を受ける中で、
見えてきたことがございます。


それは、
「誰もが介護する」「介護される」
時代ですが、介護の悩みは家族との関係と
深くつながっているため、
多くの人が「相談できない」状態にあり、
ひとりで苦しんでいる方が多い現状です。


相談できない、助けてと言えない状況を
解決するためには新しい情報が必要だと
実感しています。


1月7日(月)からの特集では、
寄せられたご相談の中でも
最も多い5つのテーマについて
お話させていただきます。


・1月7日(月)
「気持ちを切り替える大切さ」

・1月8日(火)
「イライラが収まらない」

・1月9日(水)
「仕事を辞めるべきか悩んだら」

・1月10日(木)
「排せつにまつわるトラブル」

・1月11日(金)
「憎しみを抱えながらの介護」


放送予定時間は、早朝5時35分です。


タイムリーでお聞きいただくのが
厳しい時間帯だと存じます。


これらの対策として、NHKのHPであとで
録音した番組が視聴できる
「ストリーミングサービス」がございます。


ストリーミングサービスは、
放送日の18時以降に番組内容が
アップされる予定です。


お知り合いで
介護の事でお悩みの方がおられましたら、
この特集についてお知らせいただけますと
うれしいです。


マイあさラジオ HP


マイあさラジオ 健康ライフ 
ストリーミングサービスページ




介護者のメンタルケア協会
代表 橋中今日子

 

【JJC号外】JJC通信の更新を、メールで確認できるようになりました。 

こんにちは。


JJC通信の配信を担当しております、
大銅(だいどう)と申します。


去年より、充実人生クラブの交流の場として、
メールレターの内容を、こちらにも投稿しておりました。


充実人生を気軽に語ろう!


今回、メールさせていただきましたのは、
こちらのページに、購読の機能が追加された点です。


このページは、これまでのJJC通信の内容が
見られるだけでなく、感想を受付する
フォームもございます。


しかし、感想が追加された時に、
それを知ることができませんでした。


今回、購読メニューが追加されたことにより、
以下のようなことが可能となりました。


・JJC通信の更新がメールで通知されます
・JJC通信の感想の追加が、メールで通知されます


これにより、更新された記事を
見落とす心配がなくなりました。


購読する方法は、以下のとおりです。

※今回は、スマホの操作で説明しております。


1.まず、充実人生を気軽に語ろう!のページに入ります。


2.画面の一番下に、
メールアドレスと購読のボタンがございます。
こちらにメールアドレスを入力し、
購読ボタンを押してください。




3.donotreply@wordpress.comのメールアドレスより、
購読確認のメールが届きます。

「フォローを確認」のボタンを押せば、
フォローが開始されます。



JJC通信が配信されたり、感想が追加された時に、
通知が届くようになります。


なお、通知が多すぎると感じた場合は、
フォローを外すこともできます。


通知メールの下に、「購読を解除」
というリンクがございます。
そちらより、操作いただけたらと思います。


交流の場が活発になります。
ぜひ、ご活用ください。
 

【JJC通信】2017年Winemaking Plan ⑫瓶詰め(ブレンド) 

JJCワイン愛好家の皆さまへ、


こんにちは。
今回はワインプランについての最終回です。


ワインのスタイルに始まり、それに
基づいて判断するアルコール度数、酵母、
キャップ・マネジメント、
マロラクティック発酵、樽熟成、清澄、
ろ過について紹介させて頂きました。


本日は最後のパート、『瓶詰め』です。


瓶詰め自体はシンプルな作業でして、
樽で熟成しているワインの上積みを
(今回はろ過せずに)タンクへ移し、
落ち着かせた後にワインボトルに
詰めるだけです。



今回は瓶詰め直前に行われるブレンドに
ついて話をさせて頂きます。


ブレンドをする目的は、
主に「ワインに複雑さを与えること」です。


今回はメインのサンジョベーゼ種に、
カベルネ・ソーヴィニョン種、
カベルネ・フラン種、そしてメルロー種を
加えることができるのですが、
カベルネ・ソーヴィニョン種は
タンニンを中心とした骨格をワインに
与えることができ、カベルネ・フラン種は
そのスパイシーさによってワインの香りを
より複雑にすることができ、メルロー種は
果実味やまろやかさをワインに
与えることができると言われています。


このように様々な特徴を持った
ぶどうから造られたワインを最後に
ブレンドすることによって、
我々が求めているバランスの良い
ワインが出来上がるということになります。


以前もお話させて頂きましたが、
たった1%の違うワインを加えるだけで、
ワインの味わいが大きく変化したりも
するのです。


いわゆる「ブレンドの妙」ですが、
それを体験するイベントを
2019年の春~夏頃に開催したいと
思っています。


その際は、The Wine Foundry社より
4種類程度のブレンドパターンの
サンプルを送付してもらい、実際に
比較試飲をしたいと考えています。


そして、参加された方の投票で
一番人気になったブレンドパターンの
ワインを瓶詰めしてもらおうと
思っています。


このブレンド比率決定のための
比較試飲が、まさにワイン造りの
一番(?)楽しい部分であり、
実際に直接ワイン造りに
参加できる部分ですので、
まだ先ではありますが楽しみに
していてください。


それでは、随分と長々と2017年の
ワイン造りについて紹介させて
頂きましたが、今回で一度最後と
させて頂きます。


引き続き、我々のワインに関する
ニュース等ありましたら、
随時ご連絡させて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。


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ご入力頂いた上でお願いたします。

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ワイン造り参加者の名前を
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ご本人の名前ではなく、
贈呈したい人の名前、
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届くのは2019年12月を予定しています

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JJCワインコーディネーター
野田隆史

【JJC通信】2017年Winemaking Plan ⑪ろ過 

JJCワイン愛好家の皆さまへ、


こんにちは。
前回はワインの清澄について
紹介させて頂きましたが、
今回はワインのろ過について
話をさせて頂きます。


ろ過の作業はビン詰めする前に
行われるのですが、ろ過機のフィルターを
通してろ過をすると、ワイン中に
残っている酵母の死骸等の固形物を
取り除き、ワインの透明度を
上げることができます。



一方、ろ過し過ぎると、タンニン、
フレーバー、そしてワインの色までも
失うことにもつながります。


最近では「Unfiltered」と
記載しているワインが増えてきています。


とはいえ、ろ過しないと、ワイン中に
残った酵母がビン内でも発酵を続け、
ビン内に二酸化炭素が溶け込み、
発泡ワインになってしまう危険性もあります。


さて我々のワイン(サンジョベーゼ)ですが、
こちらはろ過はしないことにします。


ろ過をしないことによる一般的な
リスクとしては、ボトルの中に
マロラクティック発酵を誘発する
酵母が入っていたら、ボトルの中で
発酵が進み、飲んでみたら
炭酸ワインになっていた。。。
ということもあるのですが、
マロラクティック発酵は
100%実施していて安全ですし、
更に複雑味を感じられるように
するためには、Filterをかける必要が
ないだろうという判断です。


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JJCワインコーディネーター
野田隆史

【JJC通信】2017年Winemaking Plan ⑩清澄 

JJCワイン愛好家の皆さまへ、

こんにちは。
前回は樽でのワイン熟成プロセスについて
紹介させて頂きましたが、今回は
ワインの清澄について話をさせて頂きます。


清澄とは、言葉通りワインを清澄し、
安定化させることを指します。


具体的には、瓶詰めの前に、
清澄剤(卵白、カゼイン、ベントナイト、
ゼラチンなど)をワインに加え、
ワインの濁り(微生物や不純物)を
取り除く作業のことです。



ベントナイトは蛋白物質とくっつき、
カゼイン・卵白はタンニンとくっついて
濁りを取り除くようです。


ベントナイトと言うと違和感を
感じる方もいらっしゃるでしょうが、
どうやらワインの味に悪い影響を
与えるものではないようです。


さて、清澄剤をワインに入れると、
濁りの原因である蛋白物質や
タンニンなどと結合し、最初は
ワインが濁ってきますが、重さが
あるので徐々に沈殿してきます。


そして、濁っていないキレイな
ワインの部分のみを取り出し、
ボトルに入れることになります。


しかし、過ぎたるは及ばざるが如し
ということで、清澄し過ぎると、
ワインのボディ感や色が損なわれたり
するようです。


さて我々のワインですが、
ワインの状態を見てみないと分からないので、
瓶詰め前のワインメーカーの判断に
任せることにしています。


ワインの濁りによるちょっとした余韻を
残すために清澄しないという
判断もありますが、サンジョベーゼは
比較的味わいが力強く、濁りが味に与える
影響が少ないため、見た目をよくすることを
考えての判断も必要になりそうです。


相当な余談ですが、
「清澄」という言葉を聞くと、つい
「カヌレ」というお菓子を思い出します。


外はカリカリ、中はモッチリの食感が
クセになります。

↓私はココのカヌレが好きです
シェ・リュイ(代官山)


このカヌレはフランス ボルドー地方の
伝統菓子なのですが、
ワインの清澄プロセスで卵白が
たくさん使われるわけですが、
残った卵黄部分を使って
何か作ろうということで、生まれた
お菓子だそうです。


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