[感想]【JJC通信】成長(3)幹事を引受ける人

耳に痛いお話を承りました。

私が今「肝煎」を仰せつかっている山の会は、1970年に発足しました。
当時は「三人寄れば山の会」と言われるほど山の会の乱立時代で、うちの会も友達数人が集まって始めたものだそうです。それが幸い半世紀続いてきました。

まさに 「〇〇ちゃん、遊びましょっ!」から始まり、皆が順番に肝煎を務めてバトンを渡してきたわけです。

楽しませてもらったら何かしらのお返しをする、その気持ちが大事なのですね。年金のようなもの?

さき

【JJC通信】成長(3)幹事を引受ける人 

おはようございます!
伊藤礼子です

唐突ですが、、
私が尊敬してやまないのは
「幹事」を引受ける人です。

「幹事」は言葉の綾(あや)で
ものごとを引き受けて実際に行動する人。

江戸時代には「肝煎」という
洒落た呼び方があったようです。

人やもの事をとりもち、世話をやき
心を砕いてくれる人です。

『人生を部活動のように楽しむ』
がモットーのJJCは、
この幹事(肝煎)で成り立っています。

昨年2019年は、9月に
新たに3名の方々が
部活部長をお引き受けくださり、

ゴルフ部

愛酵会

紅茶倶楽部

が発足し早速活動が開始されています。

誰でも嫌がる?ように、
幹事は大変なのです。。。

それをあえて引き受けてくださる
その心意気と行動力に、
感激するものです。

また、部活部長の呼びかけに呼応し
一緒に遊んでくれる人
本当に素敵です。
別の意味で肝煎ですよね。
ありがとうございます。



JJCは友達が友達を
「〇〇ちゃん、遊びましょっ!」
と誘う会です。

そうして、私たちは
子どもの頃夢中で遊び、
学生時代には部活動に熱中しました。

2012年JJCが発足した頃にはまだ
あまり声があがっていませんでしたが、
今や世界がこぞって・・

人生100年時代
ライフシフト
リカレント教育

などと長寿時代をテーマにしています。

世界が経験したことのない
長寿時代だからこそ
私たちの出番ではないでしょうか?

『70歳のたしなみ』の坂東眞理子さんは、

キョウヨウ(今日は用がある)と
キョウイク(今日は行くところがある)
をつくろうと言っています。

フランス人は「老い」を愛する
(60歳からを楽しむ生き方 )

で、賀来弓月さんは

「他の人とつながることができる趣味」をもとう
フランスでは、30代、40代の現役時代から
「定年後のことまで考えて趣味に生きる」人が多い。
70歳からピアノを始めてもいいじゃないか
と語っています。

55歳で独立してから
200冊を超える本を残されている
櫻井秀勲さんは1931年生で89歳。

最近の著作:
いまこそ「自分最高」の舞台に立とう!
(70歳からの人生の楽しみ方)


70歳を過ぎたら、何か残せるものをつくろう
一人暮らしを孤独と決めつけない
家族の絆・仲間の絆を大切に
と教えてくれています。

もう一つ、
私が感嘆してやまないのが
団塊世代の皆さまの
生き様、あり方の素晴らしさです。

ここでは詳しく述べる余地がないのですが
真似のできないパワーがそこにはあって
人生の先輩として何とも誇らしく
「見倣ってまいりたい・・」
と心底から思うのです。

幹事を引き受ける人になろう!
幹事をサポートする人になろう!

自戒もこめて、私が
皆さまへお伝えしたいことです。

伊藤礼子
充実人生クラブ

 

【JJC通信】充実人生のお金と心と体 vol.6 

こんにちは! 伊藤誠です。


肉体的・精神的・経済的に人生を
不安なく生き抜くことはそう簡単では
ない時代になった・・・


ファイナンシャルプランナー業を20年。
数千人のご相談・お話を聞いて
自分はそう感じています。


その最大の理由は良くも悪くも
長寿だと考えます。


そこで、前回から3回にわたり
時代の変化によるお金の考え方
「昔の常識、今の非常識」
をテーマにお届けしてします。


______________________________
時代の変化によるお金の考え方
昔の常識、今の新常識③
「住居|賃貸と持ち家」
______________________________


賃貸vs持ち家が話題になったとき、
すぐどちらが良いかという事だけが
一人歩きします。


賃貸最大のメリットは、いつでも
気軽に引っ越しができることですが、
ここでは住居に対する
生涯支払額に的を絞って考えてみましょう。



仮に家賃が8万円、2年に1回の
更新料支払いを加味し
年間家賃を100万円とします。


20歳から90歳まで70年間
この家賃を支払うと7000万円 
50年間としても5000万円です。


一方家を購入する場合、
3500万円の家を35年ローンで支払うと
現在の低金利下では約4000万円、
生涯の固定資産税とリフォーム予算・
住宅ローン減税を加味すると
5000万円ぐらいになると思います。


30年前の金利下では
3500万円の家購入資金購入は
8000万円の支払いになり、


当時は家を購入すると
購入金額の2倍以上の支払いになるため、


住宅の購入は頭金を貯めてから
購入することが常識で、
頭金を20%出せる人しか
住宅ローンを組めませんでした。


50年間の住居費用が、賃貸も
持ち家も5000万円だとするならば、
どちらを選択されますか。


もちろん個々に事情が異なるので、
意見は分かれるでしょうが、


70歳の時賃料8万円を死ぬまで
払い続ける経済的余力があるか心配です。


少ない年金の中から、家賃を死ぬまで
支払い続けることは容易ではありません。


特に独り身になった時は
年金が2人分から1人分になってしまいます。



切り口を変えて、


Aさん
60歳で月10万円の家賃。貯金3000万円

Bさん
60歳で持ち家。ローン完済、貯金0


一見、Aさんはお金持ちのように見えますが、
25年間(85歳までで)で
家賃を3000万円+更新料120万円
支払わなければなりません。


ここで言いたかったことは、
長寿に対する家賃負担は重い
ということと、


超低金利のため
住宅購入に対する金利の支払いが
極めて低いことにより、


持ち家に対する住居費用が
昔に比べ数千万円単位で低くなっている
ということです。


これもまた
「昔の常識、今の非常識」かな
と思います。

___________________________
「老後資金と2000万円問題」
______________________________

2000万円の話題も独り歩きしていますが、
正しく理解する必要があるとFPは考えます。


「金融庁の試算は、65才の夫と60才の妻の
“平均的な生活費”が一般的な年金支給額
(夫婦で21万円)を月5万円上回り、


それが老後の30年間ずっと続くと
2000万円(月5万円×12ケ月×30年)くらい
足りなくなるよ、というお話です。


ここで注目しなければいけない点は3点あります。


A. 65才の夫と60才の妻という前提で、
単身ではないし、年上女房でもないし、
年の差婚でもない

B. 老後(65歳以上の夫婦世帯)の平均的な生活費とは

C. 一般的な年金受給額(夫婦で21万円)を前提

食  費: 70,058円
交通通信:28,524円
交 際 費: 25,315円
教養娯楽:24,541円
光熱水道:21,635円
保健医療:14,995円
住 居 費: 14,853円
家具備品:10,273円
被服履物: 7,465円
仕 送 金: 1,748円
教 育 費: 458円
—————————
合 計 247,701円


自分の受け取れる年金受給額を
知らない人が50代で6割を占め、
老後の生活資金を確保していない人は
7割に上るー。


日本銀行の調査で、
公的年金の理解や老後生活費の準備が
進んでいない実態が浮き彫りとなった。


ここで言いたかったことは、
上記すべて個々に状況が違うということです。


◆65歳以降のポイント

ご自身(夫婦又は単身)は何歳で
何十年間分の将来を考えなければならないか?


ご自身(夫婦又は単身)の65歳以降は
月いくら使うか?
(家賃、親介護、住宅ローンはないか)


ご自身(夫婦又は単身)の65歳以降
受給できる年金額はいくらか?
(夫婦で21万円はあくまでも平均で、
少なくとも夫婦どちらかが
厚生年金40年加入していないと難しい)


ポイントは 2000万円という数字ではなく、
“毎月5万円の赤字”が30年という話。
ご自身(夫婦又は単身) は65歳以降 
毎月いくら不足(又は余る)x何十年か?
ということです。


これも「昔の常識、今の非常識」で
昔はこんなことを考えなくとも、
終身雇用で退職金を数千万円もらい、
年金は60歳から受給、
余命もそう長くなかったのです。


今は長寿のライフプラン(生活設計)を
考えなければならない時代なのです。


伊藤 誠
充実人生実現パートナー

 

【JJC通信】JJC通信とメーリングリストについて 

JJC通信の配信を管理しております。大銅です。


充実人生クラブ(JJC)の通信手段として、
現在「JJC通信」と「メーリングリスト」
が稼働しています。


1. 【JJC通信】

JJC通信では、JJCの活動のお知らせや
メインメッセージなどをお届けしています。


主に各活動のリーダーの皆さまが随時執筆
くださっているもので、
購読をご希望下さった方、過去に
JJCのイベントにご参加下さった方々等に
届いているものです。


充実人生クラブは、部活動を通じて
長寿人生を皆で幸せに過ごそう
充実した長寿社会をつくっていこう
という主旨の活動です。


少しでも関心をもって下さる方には
ぜひ引き続きJJC通信を
ご購読頂ければ幸いです。


購読を取りやめたい場合は
毎回のJJC通信の文末に
購読解除のボタンがありますので
クリックし解除なさってください。


2. 【メーリングリスト】

メーリングリストは、部活内の連絡や、
交流に使って頂くことを目的としています。
大いにご活用頂ければ幸いです。


現在のメーリングリストは、次の4つです。
・ゴルフ部:golf-m@jyujitsujinseiclub.org
・愛酵会:aikoukai-m@jyujitsujinseiclub.org
・紅茶倶楽部:tea-m@jyujitsujinseiclub.org
・ワイン造り:wine-zukuri-m@jyujitsujinseiclub.org


メーリングリストの登録解除は
部活リーダーを通じて大銅が行います。


3. 「迷惑メール」対策

今回、メーリングリストについて、
迷惑メール扱いになるケースがあると聞き、
その対策について、ご連絡させていただきました。


充実人生クラブの関連イベントに参加された方は、
メーリングリストに登録されている事があります。


ただ、最近は迷惑メールとして、
扱われるケースがあることが分かりました。


できる対策は2つあります。


まず、迷惑メールフォルダにメールが
入っていないか、たびたび確認をいただく事です。


JJC通信に限らず、大事なメールが
埋もれてしまっていることがあります。


また、携帯をお使いの方は、
上記のメールアドレスを受信許可いただくか、
jyujitsujinseiclub.orgのドメインを
許可いただくと、受信しやすくなります。


各携帯会社ごとの、受信許可の仕方を載せておきます。


docomoのiモードの場合
https://www.nttdocomo.co.jp/info/spam_mail/imode/domain/index.html

docomoのspモードの場合
https://www.nttdocomo.co.jp/info/spam_mail/spmode/domain/index.html

auの場合
https://www.au.com/support/service/mobile/trouble/mail/email/filter/detail/domain/

ソフトバンクの場合
https://www.softbank.jp/mobile/support/mail/antispam/email-i/white/


今後の参考になれば幸いです。


引き続き、JJC通信および
充実人生クラブをよろしくお願いします。
 

【JJC通信】子羊もぴょんと跳ねる美味しさ! ニュージーランド・ワイン堪能の冬の夜〔愛酵会No.2〕 

2019.12.21 渋谷 ニュージープラットフォームにて
2019年に創設された新しい部・愛酵会と
紅茶倶楽部の合同の顔合わせ忘年会を、
参加10人で開催しました。


味わったワインは4種類。


前半はサーモンのカルパッチォと
彩り野菜ソテーのバーニャカウダで
2種類空けました。


以下、「さき」の記録をまず掲載し、
その後巷のサイトで見かけた評価を掲載します。


比べるとこちらの語彙不足があからさまなのですが…。


旗揚げ、顔合わせのめでたい席ということで、
急遽スパークリングから始めることになりました。

①Invivo Sparkling,Sauvignon Blanc,Marlborough

¥6000  Marlborough ニュージーランド
収穫年不記載


薄い淡黄色。グレープフルーツのような
たっぷりした果肉香。きりっとした酸味。
控え目な甘味。ミネラルこく。切れが良い。



https://scnz.jp/products/invivo-sparkling-sauvignon-blanc-nv/

「スパークリング用に栽培された
アッパーワイラウヴァレーの葡萄を使用。


クラッシックな
マールボロ・ソーヴィニヨンブランの
個性そのままに、泡のムースが口中に
広がります。


ライムやシトラスなどを思わせる
クリーンな果実味と十分な酸味。


残糖は7g/l で辛口タイプ。


しっかり香りがあがるので、
屋外でのBBQにも最適。


オイルをかけて仕上げた魚介料理、
柿の葉寿司、鯖のグリルなどとも
合わせてお試しください。」


ちなみにMarlboroughは地域名で、
ニュージーランド南島の北端にあるそうです。

https://www.newzealand.com/jp/feature/food-and-wine-nelson-and-marlborough/

によれば
「全国のソーヴィニヨン・ブラン種の
ブドウの85%が栽培されている
マールボロ地方は、ニュージーランドの
ソーヴィニヨン・ブランの都です。


香り高くすっきりとした風味は、
グーベリー(ママ)やパプリカに
例えられています。


ソーヴィニヨン・ブランは世界市場で
最も成功をおさめたニュージーランド産
ワインでもあります。


ソーヴィニヨン・ブランに次ぐ
ピノ・ノワールも質が高く、芳醇でやわらかな
味わいが絶賛されています。


他にも、フルーティーなシャルドネや、
切れのよいリースリングなどが
マールボロで生産されています。


ヴィンヤードはワイラウ・バレーや
アワテレ・バレーに集中しています。


土地は平坦なので、サイクリングを
楽しみながらグルメ体験ができます。


レンウィックという小さな町を中心として、
24km以内の範囲に30ヶ所もの
ワイナリーがあります。


自転車のレンタルも簡単に手配できます。」


当初は定番のソーヴィニョン・ブランの
白ワインかと思っていたのですが、
Kさんがワイン・リストの
「オレンジワイン」に注目、急遽白ではなく
こちらに変更しました。


急遽ばっかりで大丈夫かな?


オレンジワインとは勿論オレンジを
原料にしたワインではなく、また
オレンジ色というわけでもありません。


Kさんが解説して下さったように、
ブドウの色素を少し出した
白ワインのことです。


俄か勉強によると、グルジア(ジョージア)
では古くから、白ブドウの果皮や種を果汁と
一緒に発酵させてワインを作っていました。


それを参考に、イタリアの醸造家が1998年に
オレンジワインを作り出したそうです。


製法としては、白ブドウを皮や種ごと
破砕して発酵させるもので、皮や種から
色素やタンニンがもたらされるため、
出来上がりはややオレンジがかった色になり、
しっかりした味わいになります。


タンニンが含まれているため、酸化防止の
二酸化硫黄の使用量が減らせ、「自然派」
志向の醸造家が着目したのだとか。


②Love Block Orange Sauvignon Blanc,2019

¥6000  Marlborough ニュージーランド

ごく薄い淡黄色(色だけ見ればオレンジとは
言えない)。つんと酸味のある甘いリンゴ香。
落着いたしっかりした酸味。控え目な甘味。
豊かで複雑なミネラルこくとアミノ酸味。



https://scnz.jp/products/loveblock-marlborough-orange-sauvignon-blanc/

「マールボロ地区アワテレヴァレーで
オーガニックにこだわった葡萄を使用。


海面150m の高い丘の上のヴィンヤード。


強風吹き荒れる嵐の大地とも呼ばれる
ヴィンヤードから、生命力に溢れる小さいくて
強い香りと風味の豊かな葡萄が収穫されます。


ラブブロックでは全てのワインに対してSO2 の
使用を減らす工夫をしており、常に
酸化防止剤の代替えとなるプロセスも
模索しています。


2018 年に初生産したこのワインでは、緑茶の
成分のみをSO2 の代替えとして極少量使用しました。


ほんのりオレンジがかった
ソーヴィニヨンブランは、アプリコットや
サフラン、オレンジの皮、グレープフルーツ
などの香り。


ソーヴィニヨンブランらしいハービシャスさも
心地よく、りんごのニュアンスも感じます。


味わいはふくよかで優雅な果実感をマイルドな
タンニンがキリッと引き締めています。


ミネラル感も豊富でテクスチャーのしっかりした
仕上がりです。


全てのプロセスでSO2 は無添加です。」


※「ハービシャス」なんて形容詞、
「さき」の英和辞典には出ていません!


後半は店の自慢のラム料理3品
(ラムの串焼き、肉団子、煮込みの
マッシュポテト添え)で赤ワインへ。


穏当にピノ・ノワールからです。


③Mana by Invivo,Pinot Noir,2017

¥4000 Marlborough,Central Otago

オレンジがかった明澄なガーネット。
つんと酸味のあるスパイス香。
収斂味のあるタンニン。若々しい強い酸味。
控え目な甘味。スモーキーなこく。軽快。



https://www.wine-veraison.com/shop/products/detail.php?product_id=508

「マールボロ80%、セントラルオタゴ20%の
ピノノワールを使用。


マールボロらしいチャーミングな
赤系果実の風味を中心に、
セントラルオタゴらしいエレガントな
黒系果実の風味が調和しています。


綺麗な酸と細かいタンニンの華やかで
優しい味わい。


フレンチの古樽で約11ヶ月間の樽熟成。


あらゆる肉とのペアリングが可能な
オールラウンドタイプ。


輝きのあるルビー。


粘性は中程度よりやや高め。


香りにはチェリーやザクロ、ラズベリー、
フェンネル、ハーブティー、そして仄かな
樽のニュアンス、バニラやクローブの
香りが混じり合う。


新鮮かつチャーミング、その上で
スパイスが効いており、さらにミネラルの
ヒントからもはっきりとしている。


アタックはなめらかでしなやか。


凝縮感があるが味わいは鮮明で、
生き生きとした酸味が調和。


その甘酸っぱい果実味は何とも魅力的で、
伸びやかな広がりをみせる。


ミネラルを含み、辛口ながらもジューシーで、
クリアーな酸が味わいを支えるエレガントな
スタイル。


純粋さとマッチする、この緊張感がたまらない。


タンニンはキメ細やかで飲み心地がよい。


合わせるお料理は、仔羊の香草ロースト、
鴨肉のロースト、牛タン、豚のリエット、
ソーセージ類、ベーコン、茄子のトマト煮、
アスパラガスの牛肉巻など。」


最後はカベルネ・フランとメルローという、
ボルドーっぽいブレンド。


④Old Coach Road,Cabernet Franc,Merlot,Nelson,2014

¥3600 Nelson  ニュージーランド

明澄なガーネット。仄甘いイカ香、動物香、揮発香。
ちりっとしたタンニン。しっかりした酸味。
甘やかな果実味。スパイシーでスモーキーなこく。
溌溂とし、力強くしっかりしている。

※「イカ香」というとぎょっとされるかも
しれませんが、私には他にぴったりした
形容ができない、イカの塩辛を開けた時のような
少し甘い魚介風の香りで、若くて濃いカベルネや
メルローを開けた時に時々出会うことがあります。


果肉の蛋白質が分解されて
生成する香りでしょうか。


田崎真也さんは何と形容しているんでしょう?



https://www.seifried.co.nz/collections/old-coach-road/products/old-coach-road-merlot-cabernet-franc-2014

「The 2014 Old Coach Road Merlot Cabernet
Franc is warm and Flavoursome(sic).

The nose is fragrant showing mid weight
berries and plum.


The palate has juicy
berry notes, smooth velvety tannins
and warm spicy oak.」


ネルソンも南島北部のワイン産地で、

https://goodwine.me/origin/new-zealand/nelson/

によれば
「『サニーネルソン』と呼ばれるほど
晴れが多く、日照時間も長いこの地域は、
周囲を3つの山で囲まれています。


これにより、強烈な海風からブドウ畑が
守られ、他の産地よりもマイルドな気候に
なっています。


また、秋がドライで長いことで、
収穫する時期を遅くでき、成長期が長くなり、
しっかりとした酸をたくわえたブドウが
収穫できています。


この地域の土壌は、粘土質をベースに
砂利質のシルトローム層で、古代の
川底からの砂利質沖積土が含まれています。


これにより、水はけの良さを保ちながら、
夏は日光の温かさを維持し、冬は水分を
保てるので、栽培家は収量やキャノピー
マネジメントに労力を使うことが出来ます。


それにより、ネルソンではよりエレガントで
印象的な味わいのワインが造られています。」


すべての瓶が空いた後、源さんの紅茶を
美味しく頂きました。


この店、ニュージーランドやオーストラリアの
ワインがまだまだあります。


今回、哀れ料理になった子羊ラムちゃんは、
ワインの美味しさにぴょんと
飛び跳ねてしまいました。


いつの日か第二弾を。


今度は「うメエ~」と啼くはずです。


愛酵会 さき